2/17(日) 6年生カイザー杯 @小石川運動場

2/17(日)、小石川運動場にて5・6年生カイザー杯が行われました。
本ブログでは、6年生の部について書きます。

結果
vs. ソレイユ 0ー1 負け
vs. トラストB 1ー1 引き分け
vs. ブリッジョ 5ー1 勝ち

3試合 1勝1負1引き分け グループ2位通過

1試合目、どちらも決定打を欠く中、終始五分五分の試合が続きました。
しかし、ラストワンプレーのコーナーキックで失点してしまい、痛い一敗となりました。

2試合目、1試合目の結果が影響したのか、チーム全体に心の余裕が無くなりました。
選手自身も、チームが上手くいっていない事へのもどかしさからか、自分の事で一杯になってしまい、味方への士気の下がる声掛けが目立ちました。
結果的に、チームはチームで無くなってしまいました。

3試合目、過去2試合の反省を活かし、アップからチームの雰囲気がガラリと変わりました。
試合中も、良いプレーに対してポジティブな声掛けが増えました。
他力本願ながら、自分達が出来る最大限の試合運びをして、なんとかグループリーグを通過し、来週の決勝トーナメントに進出することが出来ました。

今日の試合、改めてサッカーの難しさを痛感させられました。
サッカーの難しさ、君たちに置き換えるならば、その正体は、チームスポーツであるが故の難しさ、と言えると思います。
みんなはやんちゃで、まだまだ精神的に子供です。
一人一人に意思や想いはあるものの、それをどのように言葉に乗せて相手に届けるか、この方法を間違えてしまいがちです。
なので、自分達のペースで試合が出来ている時は、イケイケどんどんで良い試合が出来ますが、今日の様に我慢する時間が長かったり、ミスが多く出た時に、どのように建て直すかの判断を誤って、チームをチームで無くしてしまいます。

3試合目の試合前、ある選手にこう言いました。
「試合中、悪いプレー、あるいは、あってはいけないミスが出た時は、怒って良い。
ただ、仮にそうしたプレーをした選手が次に良いプレーをした時は、同じ熱量、あるいはもっと多くの熱量で、そのプレーを褒めてあげよう」

悪いプレーやあってはいけないプレーを見て見ぬ振りするのは、良いチームとは言えません。
大事なことは、怒ったら同じ分だけ褒めてあげる事。
みんなは決して上手い選手ではないから、ミスは必ず起きる。
だからこそ、一人一人が選手の良い所を見つけて、それを素直に褒めてあげる。
そうしていけば、必ず良い雰囲気になります。

君達は技術的な課題より、試合前、あるいは試合中、もっと言えば練習中の心の持ち方に課題があります。
ケラケラ笑ってアップして、試合中はイライラして…
最初の2試合は、君たちの悪いところが出てしまいました。
良い試合が出来た3試合目のアップは、みんな真剣な雰囲気を作ろうとしていました。
結果的には勝って後悔出来たので、今日の経験を必ず忘れずに、来週の決勝トーナメント、最高の準備をして、君達の100%の力を出して下さい!

保護者の皆様
朝から選手のサポート、応援ありがとうございました。
来週の決勝トーナメントも、ご声援のほど宜しくお願い致します。

また、今日は多くのOBが試合を観に来てくれました。
あまり良い試合を見せてあげられませんでしたが、卒業しても試合を観に来てくれて嬉しかったです。
ありがとう!

今井

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