2/20(日) カイザースラウテルン市長杯 【6年生】試合の振り返り

こんにちは。昨日の6年生の試合指揮を担当しました杉本です。


6年生にとっては最後の公式大会となるカイザー杯で、負けたら終わりのトーナメント戦。
 
戦術面での意識統一もさることながら、この試合に対してどういった想いで臨むのか。
望む結果と内容について選手達に問いかけ、選手達は「勝利」と「無失点」といった目標を口にして、それを実現するために一人ひとりが意識すること、ミスも成功も全員で分かち合い戦うことを確認してピッチに出ていきました。
 
個人の能力が高く、ポゼッション能力の高い相手チームに押し込まれる展開となりましたが背後のスペースを上手く活用し幸先よく先制することが出来ました。
しかし、その後も相手にペースを握られ2失点。
前半終了時にビハインドの展開となりました。
選手たちは我慢強いDFを続け、非常に手応えのある戦いぶりでしたが、このままでは敗戦。
今一度自分達が掲げた目標に辿り着くために、全員がもう一段階集中力を上げて残りの20分に全力を出し切れるかで結果が変わるということを伝え、ピッチに送り出しました。
その言葉通りのパフォーマンスで一気に逆転し、4-2というスコアまで持っていく理想の展開となりましたが残り時間少ないところで失点し、ラストプレーを凌ぎ切れるかというところで同点弾を許しPK戦へ…
 
PK戦の結果、全員が成功した金富に軍配が上がりました。
嬉し涙を見せる選手や溢れ出る喜びを爆発させる選手たちの表情を見て、コーチ陣も熱い気持ちになりました。
みんなで掴み取った大きな勝利でした。
最高のパフォーマンスを見せてくれた選手たち全員に心からおめでとう!素晴らしいゲームでした!
しかし、まだ戦いは続きます。ストロングポイントや良かった部分はより強化して、課題を修正し、次なる戦いに挑みましょう。
 
【DF】
球際や1vs1の対人スキル
ゴール前でのリスク管理
優先順位を意識したパスコースのケア
マークとカバーの意識
奪ったボールを攻撃に繋げる意識(守備→攻撃)
試合終盤も途切れない体力と集中力
 
【攻撃】
パスとドリブルの判断
サイドの選手の幅を取る意識
ビルドアップ時のDFのポジショニングと準備
 
勝って修正できることは何よりです。
またみんなで全てを分かち合い、熱い試合をしましょう!
 
コロナ禍において、今大会開催にご尽力いただいている大会関係者の皆様、そして選手たちを送り出してくださる保護者の皆様に改めて感謝申し上げます。
引き続きよろしくお願いいたします。